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41、激戦!

敵を求めて彷徨う百虎を前に、
放っておいたら突っ込んで行きそうなくらい血気盛んな兄弟を眺める。
背後から2人の首根っこを掴んで引き止めると、俺は大きな溜息を零して見せた。

「何か勝算は?」

はたと動きを止めた兄弟は此方を振り返り、

「当たって砕ける!」・「何とかなるだろう?」

台詞は違うが声を揃え、同じ意味の言葉で偉そうに答える。
軽い苛立ちを覚えて固めた拳を辛うじて押し留め、
俺はもう何度目にもなる盛大な溜息をまた漏らした。

「少しは気の利いた事を言って見てはどうです、その頭はただの飾りですか?
 もしくは内部をつるっつるに研磨済み?
 …無鉄砲大いに結構、好きなだけ玉砕したらいい、
 けれど最低限、保護の術くらいは施しておいても良いでしょう?」

呆れながらも矢継ぎ早に申し立てれば彼等は顔を見合わせて、
片や感心した風に、片や不服げに頷いている。
言いたい事は他にも沢山あるが、ここはもうひたすら耐えて加護の詠唱を行う。
それぞれが持ち得る限りの守護を与え合ったところで、今度こそやっと百虎に向き直った。
 
 

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